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口の中に白い膜、それカンジダかも

2019年11月26日
医者と話している男性

口の中に白い膜があらわれて驚いたことがある人もいるかもしれませんが、それはカンジダによる症状である可能性があります。突然、口の中に白い膜が露出していたとしても、舌に生じる苔のようなものだと勘違いしてしまったり、食べ物や飲み物の影響だろうと考えてしまったりする人も少なくありません。たしかに、舌の苔があると舌の上に白い膜が見られることがありますし、牛乳などの乳製品を摂取した後は口の中が白くなってしまうことがあります。ですが、カンジダの可能性もありますので、性病なのかどうか判断することが大切だと言えるでしょう。

カンジダの場合は、口の中で白くなっている部分をこすってみても、汚れなどが取れずにそのままになります。食べ物や飲み物による影響であれば、ガーゼなどで軽くこすったら取れることがありますが、この菌によるカビが発生している場合はガーゼで軽くこすっても変化が起こりません。もし膜が取れないのであれば、それは口内が汚れているのではなく、性感染症を患ってしまっているのだと言うことができるでしょう。

カンジダは女性の膣に症状が起こるものだと思っている人が多いですが、膣以外に症状が起こってしまうことがあります。たとえば女性の膣や陰部以外にも、口の中や男性の性器に症状があらわれることもあるのです。女性の膣内で菌が繁殖した場合は自己感染によるものが多いですが、それ以外の部分に感染した場合はコンドームを使用せずにセックスやアナルセックス、オーラルセックスを行ったことが原因であることが多いと言えます。コンドームを使用しないことによって、精液や膣分泌液中に含まれた病原菌が相手の体内へと侵入してカンジダ症を引き起こすことがあるのです。

カンジダの白い膜は、赤ちゃんの口の中に露出することもあります。赤ちゃんの場合はミルクや母乳を飲むため、ミルクカスと勘違いして発見が遅れてしまうことが多いです。見た目ではミルクカスと区別がつかないような膜であることも多いですが、それはミルクによるものではなくカンジダ菌、つまりカビである場合もあります。赤ちゃんの口内にカンジダ菌が広まると白い膜ができるだけではなくて、痛みや痒みからミルクを飲む量が減ったりすることもあります。そのため、口内の白いものはミルクカスではないこともあると知っておかなければなりません。

カンジダは女性の膣内に症状があらわれると思われがちですが、口の中や男性の性器に症状があらわれることもあります。陰部や性器の場合は痛みや痒みを引き起こすことが多いですが、口の中の場合はそれに加えて痛みからごはんを食べることが難しくなって、摂食障害を引き起こしてしまう人もいるのです。早く治療すれば、そのような事態を避けることができますので、陰部や性器、口の中に異変が起こったときには、この性感染症に感染しているかもしれないという可能性を疑ってみるようにすると良いでしょう。